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開発の経緯とこだわり

開発の経緯(代表 大濱崎卓真)

まだ20代の時、複数の国会議員事務所でインターンや秘書としてお手伝いをさせていただきました。若い事務所スタッフに手伝わせることといえば、多くの場合は選挙関係やIT関連であり、とりわけIT関係には自信があったため、名簿管理などの実務をお手伝いする機会が多くありました。国会議員事務所それぞれに名簿の管理方法は異なっており、同じ政党や会派であっても、それぞれの事務所同士で名簿の互換性などはありませんでした。党によっては党員名簿などの管理についてもルールが課されており、紙とデータが混在した状態の名簿管理が行われていたり、後援会名簿と党員名簿とパーティー参加者名簿がそれぞれのファイルとなっていて、串刺しで見ることができないなど、どこも課題が多く苦労したことを覚えています。

また、とりわけ名簿の管理と同様に大きな課題感を感じたのは「名簿の使い勝手」でした。PCの中に名簿があり、代議士や秘書から「今日の新聞訃報に載っている○○さんは、後援会員かどうか調べてくれ」「叙勲のリストが出たから、後援会役員名簿と照合してくれ」「○○町で議会報告会に来てくれた人は何人いたか」などの電話照会を一つ一つ対応していくのは、事務方にとって大きな負担であると同時に、代議士や秘書の方にとってもストレスとなっていました。当時はまだガラケーの時代でしたので、持ち歩くという発想はなかなかありませんでしたが、それでもモバイルの時代で今後は変わっていくのだろうと考えていました。

選挙コンサルタントとして独立してからも、この悩みは続きました。どの事務所でもやはり名簿管理は大きな課題となっていて、この名簿管理問題は一部の政治家の問題ではなく、業界全体の大きな課題であることに気づかされました。Accessベースの自前で作った名簿管理アプリや、何千枚もの後援会会員カードを目にするたびに、「理想の後援会名簿管理ソフト」への熱意は高まりました。

当社では選挙コンサルティング(顧問契約)として、日本全国津々浦々のお客様と日々の活動についてのPDCAを行っております。その中で戸別訪問や後援会活動の状況をモニタリングするにあたって、いちいち電話やメールで状況を確認するのはストレスであることから、クラウドで名簿管理を行って状況を当社スタッフが当社でモニタリングし、同じデータを見ながら遠隔でコンサルティングを行う考えが生まれました。GIS(地理情報システム)と呼ばれるシステムをベースにした「ミエセン」は、そういった経緯の中で開発に約2年近くをかけて顧問契約のお客様向けにリリースをさせていただき、大変ご好評を戴いたことから、顧問契約のない一般の政治家の皆様にも販売を開始致しました。

こだわり

政治家本人や秘書が、外出先でも後援会名簿にアクセスができて、戸別訪問やイベント参加の記録をその場でつけることができることに最もこだわりました。もともとはローラー作戦などの利用用途で、どれだけ外出先で名簿にダイレクトに触れるかを第一に考えたアプリでした。事務所での事務作業をいかに低減することができるか、をこだわり抜きました。

セキュリティ面も、最も重要視した点の一つです。御存知の通り、政治団体は個人情報保護法第76条に基づき、同法第4章による規定は適用しないとされております。翻ってみるに、同条第3項においては「個人データ又は匿名加工情報の安全管理のために必要かつ適切な措置(略)を自ら講じ、かつ、当該措置の内容を公表するよう努めなければならない」とされており、政治団体の後援会名簿管理だからといって、管理体制が脆弱であってはならないのは当然です。「ミエセン」においては、クラウド名簿地図アプリとして名簿をセキュアな環境に保存するとともに、全ての通信をSSL暗号化通信を用いることによって通常よりも安全な環境を構築しております。また、Apple 社の厳しい審査を通過したアプリだけが配信できる App Store 経由でアプリを配信しており、第三者による脆弱性のチェックも行われています。